ボルダリングとは/サイトガイドとは
鳥モンキーでは、2カ月に一度、「ボルダリング」に挑戦しています。
視覚障がいのある方も、周りから声でサポートすることで同じルールで挑戦します。
そのサポートする役割のことを、「サイトガイド」といいます。
サイトガイドをすることでみんなが同じルールで挑戦できるのが、ボルダリングの良いところです。
鳥モンキーは、サイトガイドの体験・練習の場でもあります。
実は、スタッフ自身もまだまだヒヨコ。なかなか難しい…
視覚障がいのある方や視力に不安を抱えておられる方、私たちのサポートはまだまだ未熟ですが、一緒にボルダリングチャレンジしませんか?
ぜひ一緒にワイワイ練習しましょう。
ボルダリングについて、またサイトガイドについて、簡単にご説明します。
【ボルダリングとは】
「ボルダリング」 は、ただ高い壁を登ることではありません。
4m程度の壁にあらかじめ設定してある「課題」と呼ばれるルートをスタートからゴールまで登って攻略する、というスポーツが「ボルダリング」です。
ボルダリングではハーネスやロープは付けず身体一つで登りますので、壁の足元は分厚いマットが敷き詰められています。
壁は前傾しているものから屋根のように覆いかぶさっているものまでさまざまな角度があり、壁に取り付けられている「ホールド」と呼ばれる石のような突起物もさまざまな大きさ・持ち感のものがあります。
それぞれの課題のホールドは、持ちやすく乗りやすく設置してあるわけではありません。
背の高さ、力の強さ、手足の長さ、柔軟性、思い切りの良さ、発想力…
ひとりひとり違う自分の持っている要素を駆使し、いかに自分のやり方で攻略していくかというゲーム性が、ボルダリングの楽しいところです。
また、勝ち負けではなく自分のペースで課題に取り組めばいいことも大きな魅力のひとつ。
自分の正解が他の人の正解ではありせんし、その逆もまた然り。
しっかりと自分の身体と向き合い、身体の声を聞いてみてください。
時間がかかっても大丈夫。きっと答えが見つかります。
【サイトガイドとは】
目の見えづらい方が登る時に、後ろから声でホールドの位置などの情報を知らせてサポートする役割のことを、「サイトガイド」といいます。
「時計盤」で方向を伝えたり、距離・ホールドの大きさや形・持ち感・踏み感など、視覚で得られる情報を声で伝えることでサポートします。
サイトガイドをするには、ホールドの持ち感・踏み感なども知っておくことが絶対的に望ましいです。
なので、ぜひボルダリングに取り組んでいただきたいなと思います。
心がけたいのが、「登る人を操らないこと」。
ボルダリングは、自分の身体をいかに駆使して登っていくかを自分で感じながら登ることが大切。
「右手をあそこに持って行って、次は左足をそこに上げて…」と具体的に動かし方を指示してしまうこと、それはサポートではありません。
「私の力で登らせてあげる」のではなく、あくまでその人が自分の身体を感じながら自分で登ることが大事です。
実は他人の主観で指示することは、時には危険にも繋がってしまいます。
視覚障がいのある人へのサイトガイドに限らず、誰でも同じです。
後ろから見ていて「こうしたらいいんじゃないか」と思ったことが、登っている本人には無理のある動きな場合もあり、そうなると危なくなってしまうこともあります。
動きの選択をするのはあくまで本人である、ということを心がけましょう。
できないところは「自分はこうしたよ」「ここを使うと楽になるかもしれないよ」「こんなムーブ(動き)があるよ」とお互いにアドバイスや情報交換をしあったり、応援したり。
そうやってみんなでコミュニケーションを取りながら、一手ずつ進めていく。
自分のペースで、じっくり取り組みましょう。
鳥モンキーが活動する「エムズケイブトランク」は、ボルダリング専用ジムです。
本来のパラクライミング競技では「トップロープクライミング」となりますが、鳥モンキーではロープクライミング用の壁が無くロープをつけてのクライミングはできませんので、あらかじめご了承ください。
ボルダリングは高所からの落下が前提のスポーツです。どんなに気を付けていてもケガや事故等のリスクはありますので、そちらもご承知おきの上でご参加をお願いいたします。